レコーディングが一番ラップが上達する【ラップの作り方 4】

ラップがうまくなるのに最短の道は、レコーディングだと僕は思っています。作ったラップを録音して自分で聴いてみるわけです。

 

紙とペンと頭で作ったラップは多分、根気よく作っていけばある程度理想のものになってるか、まあいい感じかな?と思えるものになってるでしょう。なったと仮定します。

これを実際にトラックを流して、それに合わせてラップすると、イメージではばっちりハマってるつもりでもあまりハマってなかったり、なんか歌いつらい部分があったりして、しっくりこないものになってることが多いです。

録音機材を用意するか、なければスマホの録音アプリでもいいです。これを実際に録ってみると、なぜしっくりこないのか、その理由が見えてきます。

 

 ラップを録って自分で聴いて思うこと

・言葉を詰め込みすぎて字数が小節に入り切ってない

・トラックのキックやスネア等のドラムのリズムと、自分の協調してたアクセントがあってなくてなんだか気持ち悪い

・トラックのメロディと合ってなくて不協和音になってる

・息継ぎの位置を考えてなかったから息が持たない

・自分の声質が思ってたのと違う!トラックに合ってない

などが理由になってくると思います。特に5つ目は初めて録った時は衝撃だと思います。

録ることで、しっくりこない感覚はわかるけどなぜ、どの部分がしっくりこないのか、そしてどう改善したらいいのかまで見えてくるのでお勧めです。あとやっぱり作ったからには人に聞いてもらいたいですよね。なかなか勇気いるかもしれませんが、聴いてもらって評価してもらうのも上達の近道です。自分だけじゃ気付かなかったところも出てきますし。

こんなブログを書いてるくらいですから、僕はあれこれ考え込んでラップを作るタイプです。そしてテーマを自分であまり決めないことからもわかるように、歌詞に一番苦労します。

それだけ、いったん出来上がってからのこの調整の作業が大好きです。

「あれ?結構字数がスカスカだ、詰め込もう」

「息が持たないし、このあたりで大きく間をとってどっしりした雰囲気を出そう」

「スネアのパターンと発音の場所を重ねて、小節のケツらへんのキックで大きく発音すればグルーブが出るんじゃないか?」

とかの試行錯誤は超楽しいので、ぜひやってみてください。

 

最後に

僕のラップの作り方を黙々と書いてきましたが、書く前は頭で思ってたノウハウを書けばいい感じの内容になるだろうと思ってたのですがいざ手を付けてみるとなかなか納得のいく説明や文章が書けなくて、すごく悔しい思いで書いてます。

でも、自分の手法を言語化させる作業は想像以上に楽しいことに気づけたのは大きいです。しかも書くほどに「そういえばここにも気を使ってるな」「あれ、あの手法はここでは書ききらないぞ、また今度書こう」みたいにどんどん書きたいことが増えてます。

この機会に他のラップの作り方についての記事も見てみましたが、ほかと被らない内容の記事も、結構書けるような気がしてます。文章力は鍛えないとならないですね。

自分の知見をアウトプットしていく作業が思った以上に自分に得るものがあるぞと感じます。ブログになれるため得意なことから書いてみよう、と思ったのも書いた理由だったんですが、これからもどんどん書いていこうと思います。

 

まとめ

録ってみて!

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この記事を書いた人

名前:スイコ
ラッパー、デザイナー

鹿児島で音楽活動したりデザインの仕事をしたりして楽しく暮らしています。

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