「銀牙伝説WEED」という漫画がkindle unlimitedで現在無料です。
久々に読んだらやはり面白かったので紹介します。
銀牙シリーズ
「銀牙 -流れ星 銀-」
生命の誕生と死、幼くして巨大な敵に向かう運命を持った熊犬・銀の冒険熱血青春ドラマ。犬同士の会話を人間の言葉に置き換ることで彼らの友情、結束、葛藤、成長を描いている。国内のみならず、海外でも支持を得ている。
「銀牙伝説WEED」
前作同様、犬同士の会話を人間の言葉に置き換ることで彼らの友情、結束、葛藤、成長を描いている冒険熱血青春ドラマである。
wikipediaより引用
「銀牙 -流れ星 銀-」の続編になるのですが、前作読まずとも十分面白いです。
登場キャラの9割以上が犬
主人公のウィード(犬種:熊犬)を総大将とした犬達が、全国の同志達(犬)のピンチを助けに北に南に駆け回るとにかく熱い物語です。
奥羽の山奥に存在するウィード達の住処「楽園」を狙う極悪犬を退けたり、北に東に同志を食い殺す侵略者があれば奥羽の犬達=奥羽軍総出で駆けつけます。その道中では野犬、飼い犬問わず義に熱い男達がどんどん集まり、1000匹くらいで戦いを挑んだりします。犬のバトル漫画ですがその戦いの様はもはや合戦です。
出てくる犬が全て義侠心に溢れてる
動物が主役の漫画は世に溢れていますが、可愛さではなく男らしさ全開で突き進むのはこの銀牙シリーズだけじゃないでしょうか。
優しさとは何か、友情とは何か、仲間を助けるためには男は絶対に退いてはならないということを犬に教えられてる気分です。
「誰かを踏み台にしてその犠牲の上の幸せなんて俺にはできない!」
「死んでも正義は貫く!それがオレ達の生き方だ!!」
人間でも中々口にできないことを犬がこれでもかと叫びます。クソ熱い!名言のオンパレードです。
また作者の犬への愛がすごく、犬種も全部バッチリ書き分けられて読んでるうちに犬に詳しくなってきます。
余談ですが、岡山のラッパー「紅桜」のMCネームは、前作「銀牙 -流れ星 銀-」に出てくる土佐犬、紅桜から取ったそうです。
[blogcard url=”https://www.youtube.com/watch?v=Nhsaf4YdSXs”]「忍犬」赤目がかっこいい
銀牙シリーズ最強キャラの一匹であろう赤目がマジでかっこいいです。紀州犬。
前作でメインで活躍した犬達は今作では主人公達より10歳以上、犬年齢なので相当年上になりますが赤目は第一線で戦いウィード達をサポートします。
忍者ならぬ忍犬の訓練を積んだ赤目は他の戦士(犬)達とは先頭の技術、大局を見る視野の広さ、戦術の豊かさで一線を画しています。あと薬草の知識も豊富だし大怪我で腸のはみ出た犬を手術したりと医療面もバッチリ、ここまでかいいてて「赤目って犬だったけ?」と混乱しましたが確認したら犬でした。
敵キャラ「法玄」もかっこいい
銀牙シリーズは敵キャラもすごく魅力あふれるのですが、この法玄という敵は別格のカリスマ性です。犬種はグレートデーン。
ウィード達の団結とは違い、ボスの恐怖による圧倒的な統率力はマジで恐ろしいです。部下の命を奪うことももなんとも思いません。
壮絶な過去を持っていて、その地獄を共に生きた弟が再起不能になった時、法玄自らとどめを刺し、慟哭します。そのシーンはマジで圧巻です。
今ならKINDLEで読み放題
「銀牙伝説WEED」は全60巻、完結済みなので最後までガーッと読めるのでオススメです。
いつまで読み放題期間なのかわからないですが、まだ読んだことない方、特に犬好きの方はぜひ読んでほしいです。あとアニメ化もしてるようなので今度観てみます。
あとさっき気づいたんですが「銀牙伝説WEED」の続編「銀牙伝説WEEDオリオン」も今なら読み放題です。
ぜひ。
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