RIZIN28で大勝利した矢地祐介選手の魅力を語りたい。

こんばんは。

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矢地祐介選手、RIZIN29勝利おめでとうございます

昨日の日本を代表する格闘技イベント、RIZIN29の矢地祐介vs川名TENCHO雄生、試合の興奮が冷めやらぬので、いつぶりだかわからないブログを更新しておこうと思った次第のスイコです。

試合結果は矢地選手の判定勝ちでした。相手は川名選手という、修斗という格闘技団体での現役チャンピオンでありマジの強者だったわけで、そんな相手に3ラウンドしっかり競り合いながら丁寧に試合を組み立てて勝ちに繋げたというのは素人の僕にもはっきりと分かったし、ここ数年続いた敗戦の憂いを一掃するような気持ちよさを感じる強さを見せてくれて1ラウンド目から涙が出そうでした。

決して格闘技に詳しいわけでないし矢地選手のことも長く知ってる詳しいわけではない僕なんですが、そんな僕が感じる矢地選手の魅力を書こうと思います。

Youtubeチャンネルが面白い

矢地選手のYoutubeチャンネルが一躍有名になったのはこれ。ジークンドーとの出会いですね。僕もこの動画から矢地選手に興味を持ちました。

1インチの距離から嘘みたいな威力を見せるジークンドーの理合に心を奪われた視聴者は多いと思います。

そして最近でいえば痛みを流すことで有名な格闘技システマの達人とジークンドーの一騎打ち。嘘みたいな威力の掌打を嘘みたいな技術で完全に受け流す嘘みたいな動画に見てた僕が悶絶しました。

他にはK-1チャンピオンの久保優太選手とのスパーリング、対談を通して格闘技に対する考え方が一新されたような矢地選手の様子が面白すぎました。

矢地選手の人柄なのか、達人として招かれたゲストへのリスペクトが自然に感じられて見ててストレスを感じないし、達人の魅力もすごく引き出されていてすごく気持ちのいい動画ばかりです。

あと矢地選手が強くて格闘技に真面目なのに、本当に今まで戦術とかなくその場のノリだけでマジでこれまで戦ってきたんだなあという、すごいのかすごくないのかよくわからない感動も覚えます。

全てのことに義理堅い

矢地選手は山本KID徳郁選手が作った総合格闘技ジム「KRAZY BEE」に長く所属していた選手でした。山本KID選手は僕も子供の頃テレビで格闘技の試合見たらいつも楽しみに見ていた選手ので、強さも人柄もまさにカリスマといった存在でした。

そんなKID選手2018年にがんで亡くなってしまい、大きなカリスマの消えた中で矢地選手だけでなく朴 光哲選手や高橋一聖選手などの格闘家がKRAZY BEEの看板選手として盛り上げてましたが、なかなか傍目に見ていても芳しくない戦績が続いていました。

そんな中2020年末、矢地選手をはじめ何人かの選手がKRAZY BEE所属を離れフリーとして活動するようになりました。

有名な格闘家やトレーナーが、「KRAZY BEEは個性の強すぎる選手が集まるジムだから、戦略といった細かいところに目を向けないままでいることがある」というようなことを言っているのを見ましたが、看板選手である矢地選手の去年までの戦いを見る限りではきっとその通りだったんだろうなとも感じます。

でも、矢地選手をはじめKRAZY BEEの選手はみんなそこは言われるまでもなく感じていたんじゃないかなとも思うのです。実際、矢地選手はジョニーケースに負けた時海外で修行しようと思うみたいなことを言ってたし。

それをせず多くの選手がKRAZY BEEに残ってたのは、山本KID選手の残したジムだったからだろうし、KRAZY BEEにいるままで強くなって、KRAZY BEEをまた盛り上げたいという気持ちがあったんだと思います。矢地選手や朴選手の動画を見ているとどうしても感じてしまうのです。

それでもフリーになったのはKRAZY BEEに見切りをつけたのではなくて、めちゃめちゃに強くなって活躍することがKRAZY BEEやそこの人たち、そして山本KID選手の想いに応えることであると考えたんではないかと僕は思いました。実際一年前からは別人のように矢地選手は強くなったし、朴選手はセカンドキャリアとして格闘技を通して色々なプロジェクトに挑戦中でKRAZY BEE所属時よりも注目を集めています。

恩のあるKRAZY BEEや山本KID選手への想いを所属時からフリーになった今でも感じられる、その義理堅さというか人としてのかっこよさというか、そこが矢地選手の明らかに優しすぎる性格と相まって魅力を感じずにはいられません。あとそれだけ格闘技にも義理人情にも誠実なのに何故かノリで試合を進めちゃってる矛盾っぷりもどこか人間味があって魅力だと思います。

あと長すぎる髪の毛。明らかに髪が邪魔で負けたマネルケイプ戦の後でも「バッサリ切りました!」みたいな動画をあげてましたが僕には切ったかどうかわかりませんでした。むしろ毛量増えてんじゃないのかと錯覚しました。そんな頑固なのかこだわりの強さなのかよくわからないところも魅力です。

2021年の日本格闘技は矢地祐介の年になればいい

勢いに任せてバババと書きましたが昨日の試合は本当に感動しました。これからの矢地選手の活躍が大いに期待できる試合でした。

RIZIN30がいつあるのかまだわからないですが是非矢地選手の勇姿が見たいですし、なんなら国内王者を全員倒してそしてホベルトサトシソウザ選手へのリベンジを果たし、満を持して海外へ挑戦して欲しいと思えます。

それでは。

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この記事を書いた人

名前:スイコ
ラッパー、デザイナー

鹿児島で音楽活動したりデザインの仕事をしたりして楽しく暮らしています。

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